カフェ・ギャラリー かしゃま文化会館

かしゃま２０１１を振り返って・パート１～ご乗車くださったすべてのみなさん、ありがとうございました！～

「かしゃまは、根付きましたねえ」

と、オープン当初からずっと通ってきてくれている常連のＭさんのひとことに、「かしゃま２０１１」は凝縮されているような気がします。

地震があってから、初めてかしゃまを開ける時の、いつもぼんやりとやっている「ＣＬＯＳＥ」から「OPEN」へ看板を変えるときの、あの、きっとした感覚は忘れられません。

２００５年５月にオープンして、その年の夏くらいから駅長と私車掌の二人体制の運転になり、２００９年４月からギャラリー企画を私がやらせてもらえるようになって、その年の秋に駅長から運転をバトンタッチして、食堂長が参加してくれるようになって、かしゃはいつものんびり運転でしたが、思えば、けっこう激動だったのかもしれません。

ギャラリー部門は、まだまだ十分ではないかもしれないけれど、その時その時の作家さんの全力投球の球を必死にキャッチして、ここまでやってこれました。
カフェ部門は、おやつも食堂長が担当してくれることになり、新メニュードリンクも少しずつ増えてきて、どんどん充実してきているのがうれしいです。

かしゃまは、けっしてすごくはやるお店でもないし、商売が上手なわけでもないけれど、乗車してくれた人が笑顔で帰って、また来てくれるような、街にともるちいさな灯りのようなお店として、これからも、一歩一歩進んでいきたいと思っています。



そんなわけで、２０１１年を、ひとり振り返ってみました。。。




ブログに変わったのも、今年でしたね！　途中から、写真も大きくなったぞ！　一番右のゆみちゃん、ありがとう☆　
写真左は、今年のＭＮＰ（もっともかしゃま月いちｂａｒで飲んだひと）クワバラさん
真ん中は、新年明けて４日から個展開催のまのめさん



こちらは、季節ドリンクからレギュラーメニューに昇格した人気のフルーツパッションです♪　グラスは、太田さん作っ



花屋台カフェさんとの「ｃａｆｅ　ｉｎ　ｃａｆｅ」も今年からでしたかね。ジョニーの絵の下で、いつもありがとう！




こちらが、食堂長ゆきえさん。「食堂長ファンです」と言う人が増えた年でした。




かしゃまの前の田んぼは、いつもきれい。




佐々倉文さんの個展の時にしいた砂は、気持ちよかったです。
個展終了後、ささくらさんがやってくれた掃除で、かしゃま至上いちばんきれいになりました。

かしゃま２０１１を振り返って・パート２～たくさんの人に支えられて、ここまでこれました。～

かしゃま至上最大の作品・小野正穂さんの大皿展示は、かしゃま大道具担当の須知さんがいてくれたから、実現できました。タオル～ズ相方・サカキさんもありがとう！



食堂長作、週末限定駅弁っ！　だんだんと定着してきて、「駅弁ありますか？」と言いながら入ってきてくれるお客さまも増えました。とにかく、毎回おいしいのです。



こちらは、Save Kasama Potters（ＳＫＰ）会議中の写真（左真ん中女性が駅長けいこさんっ）。
結構前から「かしゃまで打ち合わせとかしてもらえるようになったらいいな」と思っていたのですが、今年は「カサマハロ練習列車」や「かしゃまｄｅ待ち合わせ」や「かしゃまｄｅ引渡し」などなどいろんな形で使ってもらえるようになりました。ありがたいです。


かしゃまの窓から見える夕焼け


伝説の太田ｂａｒ。
２０１１のベストショットです。（ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　かしゃま応援団長・阿部豊さん）


ここには乗せ切れなかったたくさんの写真たちを見ながら、みなさんあってのお店なんだな、ということをしみじみと感じました。
今年は、かしゃまに関わるときに「こういうことをやりたい」と思ったことが、少しは実現できたかなと思います。

今年いちねん、ほんとうにありがとうございました！！
２０１２年も、みんなの夢を乗せて、かしゃま文化会館は走って行きますので、どうぞよろしくお願い致します。

矢口克信氏の個展、終了しました！！

こんにちわ。
もう今日で、２０１１年も終わりですね。
どんな大晦日をお過ごしでしょうか。

かしゃまも、今年１２回目の展示、矢口克信個展『ＣＯＲＫＩＮＧ　ｄｅ　ＳＨＯＷ？』が先日、無事終了しました。

ＣＯＲＫＩＮＧとは、コルクのことで、矢口氏がロンドン留学時代に制作した力作のコルクタワーのキャンドルたて（たいへん好評でしたが、写真はなしです）を中心に、駅長の窯で焼いた焼きたてほかほかのＡＭＹさんモチーフの陶器作品などが展示されました。

矢口氏の展示は、他の方の展示とは一風代わって、空間全部を見せるものとなっています。
「作品を並べて売る」展示に慣れていると、正解がなくて、どんなものをもってきても形になってしまうような自由な展示に、新鮮さを感じます。

矢口氏の展示や印刷物を見ると、「美術（アート）」って、実は、大層なことではなくて、その辺の身近なところに落ちているようなものではないかな、自分も何か作ってみたいな、という気持ちにさせられます。

矢口氏の作品は、小学生が描いたような雰囲気を醸し出しつつ、大人のエスプリが効いているのが魅力ですが、昨年と今年と２回に渡って、かしゃまで表現していただきましたが、いかがだったでしょうか。

今回の空間は、居心地が妙に良くて、いつも以上にみんながまったりと時間を過ごしていたのが印象的でした。

個展活動以外にも、矢口氏が力を入れています『サントピア通りｄｅワシントン祭り』は、来年も開催される予定のようなので、気になる方は、要チェックです！

水戸にあります「小料理喫茶ワシントン」（スタンプラリー大作戦のブログより）も、定期的に開店するようになりましたら、ぜひ行ってみてくださいね。
昭和歌謡が似合う不思議空間ですよ。

そんなわけで、たいへん報告が遅くなってしまいましたが、ご来場いただきましたみなさま、矢口さん、ありがとうございました！！

『復興ｗｉｓｈくん』のお願い事、締め切りました！

こんにちわ。
気がつけば最終列車から４日も経ってしまいました。

食堂長も書いてくれましたが、おかげさまで、無事、１２月２５日をもって2011年の運転、終了しました！

以前ブログでご紹介しました『復興ｗｉｓｈくん』のお願い事は、クリスマスで締め切りまして、笠間近辺からのお願い事１０枚を、今日ドンさんへお送りしました。
お願い事してくださった方、３月１１日に届く予定ですので、お待ちください。

「元旦から描き始める」と、ドンさんおっしゃってました。
そして、すべてのお願い事は、２月１７日～１９日：岩手県・公会堂　（１５号室）、２月２１日（火）～２２日（水）：宮城県・仙台市民会館　（展示室）、２月２４日（金）～２６日（日）：福島県郡山・市民ふれあいプラザにて一堂に会して、展示されます。


詳細は、復興ｗｉｓｈくんページをご覧ください。

ありがとう２０１１

こんばんわ。
年内の運転も先週の25日をもちまして運転納めとなりまして、10日間ほどかしゃまは車両点検・駅員の休暇に入らせていただきました。

たった10日間ですが、かしゃまに行けないのはなんだか寂しい気持ちになります（笑）。

2011年は、いろんな事がありましたね。
決して忘れることのできない一年でした。
沢山の試練を経験し、未だに乗り越えられない問題も多い中、ほんの一時でもかしゃまで笑いながら話ができる時間が私にとってかけがえのないものでした。

沢山の困難の中で、人との繋がりを実感させられたのも事実です。
きっかけにしては、あまりにも代償の大きいものですが、3月以降かしゃまは今まで以上に人を惹きつけます。
それは、駅長と車掌が積み上げてきて下さった賜物だと思います。
そして、何よりあの場所に貨車があるからだと思います。
晴れの日も雨の日も、いかなる時も貨車は私達を見守っていてくれました。
そんな貨車の優しさが人を引き寄せてくれているんだろうなぁと思ったりもしています。
改めて貨車と駅長と車掌に感謝します。


そして、私にとってもう一つ大きな出来事がありました。
それは、駅弁に加え、おやつも担当させていただくようになったことです。
当初お菓子作りは手探り状態で…あまりバリエーションは多くなかったですが、お客様のご感想などを参考にどうにか継続することができました。
豪華なものは作れませんが、2012年も心をこめて駅弁、おやつを作っていきますので、今後ともよろしくお願いします。


2011年最後の展示作家矢口さんの展示テーマに「Amy　Winehouseを偲んで」とありました。
私が珈琲の仕事に憧れるきっかけとなったカフェ「3rd　place　coffee」は、残念ながら今はありませんが、前の仕事を辞め飛び込みでお世話になった3rd　place　coffeeでは、毎日のように当時ヒットしていたAmyの曲が流れていました。
憧れだけで飛び込んだ珈琲の仕事が、今もこうして続けていられる事。
Amyの声を聞きながら、初心を思い出すことができました。

かしゃまで使用させていただいている夢豆さんで珈琲の豆選りをさせていただき、かしゃまでその珈琲を淹れる。こんなに幸せな事はないと思っています。

2012年も珈琲、駅弁、おやつと一生懸命努めていきますので、よろしくお願いします。
そして、2012年もかしゃまは安全運転に駅員全員が務めてまいりますので、これからもよろしくお願いします。
年末年始寒さも厳しくなると思います。みなさまお身体はお大事にしてくださいね♪

本日は、2011年最後のかしゃま運転となります！！

おはようございます。
今朝もうっすら氷が張っている笠間です。

本日は、矢口氏の展示最終日。
そして、2011年最後のかしゃま運転となります！

今年は、今までの中で、一番心に残る年でした。
また、人のつながりを、いちばん感じた年でした。

かしゃまも、来年で７年目を迎えます。
ギャラリーロードのはじっこで、なんとか根っこを生やせ、少しずつ育ってきていること、たくさんの感謝を込めて、今日は食堂長と車掌ふたりで運転致します。

みなさまのご乗車、お待ちしています！

年末年始の運転についてなど

今日は、年の瀬押しせまった中、花屋台カフェさんとワイントンにご乗車くださいまして、ありがとうございます！
貨車から一歩外へ出ると、凍るように寒い空気とたくさんの星でした。

年末年始の運転についてですが、年内は２５日（日）で運転終了致します。
年始は、１月４日（水）~運転再開です！
２６日~１月３日までは、冬休みをいただきますので、また来年元気にお会いできたらと思います。

年内最後の運転の土日は、ホットサンドＤＸ（ポトフ付８００円）で〆させていただきます。
おやつメニューも充実しています！
がっつりチョコだけど甘すぎないガトーショコラか、こっくりチーズ味のチーズケーキをお選びいただけます。
とってもおいしいですよ。


こちらが、チーズケーキ♪　（ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　ｍａｄｏｋａさん）

花屋台カフェさんとガトーショコラ

今日はいいお天気ですねっ

花屋台カフェさんも無事オープンしました！

そして、食堂長のケーキがすごいです！！

初登場ガトーショコラ、ぜひご賞味くださいっ。

花屋台カフェ号さん＠ジョニーの絵の下で＆小料理ｂａｒワイントン＠貨車の中～ダブルイベント！！

もうすっかり定着しました、『花屋台カフェ＠ジョニーの絵の下で（ｃａｆｅ　ｉｎ　ｃａｆｅ）』と
なにげに続いています、『かしゃま　ｄｅ　月いちｂａｒ』。

12月２３日金曜日祝日の今日は、お昼から１８時までが『花屋台カフェさん』で、１８時～は、『小料理ｂａｒワイントン』と、なんとなんとダブルイベントです！

今回のバーテンさんは、今月の展示作家でもある矢口克信氏。
水戸にあります小料理喫茶「ワシントン」ではありません。
笠間の幻のｂａｒ「ワイントン」です。

ロンドンのラウンジみたいな空間で飲むホットワインは、また格別なはずであります。

今回のフードメニューは、かしゃま食堂長ゆきえさんが担当致します！
ドリンクは、ほっとワインです！

★メニューは、こちら★
☆食堂長自慢のロール白菜☆　（写真）
☆さっぱりアジのマリネ☆
☆コトコト煮込んだポトフ☆
☆ワインのお供にマカロニサラダ☆

「ワインに合う」と矢口氏からのリクエストで、甘いメニューもご用意しました。
♪ガトーショコラ♪
♪バナナのパウンドケーキ♪
♪クリームチーズとブルーベリーのパウンドケーキ♪
♪チーズケーキ♪

クリスマスも近いということで、充実しております！！

みなさまのご乗車、お待ちしています。

矢口氏陶器作品の紹介その２

こんばんわ。

寒い中、いつもご乗車ありがとうございます！
あと３日ほどで今年の運転も終わりかと思うと、ちょっと寂しいような気がします。




さて、引き続きまして矢口氏陶器作品のご紹介です。
ちょっぴりセクシーなエイミーさんの絵付けがほどこされている作品たちです。





輪郭のぽわんとした感じなど、さすがです。