「EDGE OF THE CLAY」のひとこま-その17- 佐々倉文さんの作品紹介です

おはようございます。
朝晩は冷え込みますね。

「EDGE OF THE CLAY」も いよいよ最終週を迎えました。

貨車の壁には、それぞれの活動を終えてのコメントも展示してあるのですが、小野正穂さんの活動コメントを まずはご紹介。

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窯から出された仲間の焼物を見てつくづく思った事:
一窯、二土、三細工と言われている言葉の真実味。

うれしかった言葉:
佐々倉文さんが一言 〝この益子の粘土は 形になることを 拒んでいます″
実に新鮮で 大切な発見だと思いませんか？

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そして、今回は、小野さんがうれしかったことばを発した佐々倉文さんの作品写真と活動コメントアップがまだでしたので、ご紹介します（Facebookに登録されてる方で 興味を持ってくれた方がいらっしゃいましたら、ぜひとも彼女のページの制作レポートを一読ください。作品理解がより深まるかと思います）。




釉薬を器にそそぎ、そのまま溢れさせた釉薬の模様が魅力的。
「窯変」（ようへん）が起こり、置いた場所が違ったため、右と左で、全く色が違うのが面白いですね。
焼く前のタイトルは、「溢れる」だったそうですが、「赤鬼」（左）「青鬼」（右）に。
2つセットをお勧めします（もちろん ひとつでもOKです）。




ささくらさんの同居猫“おいで″の模様を表現した湯のみ。
ぽてっとした形が愛らしい。
思ったよりも縮んでしまったらしいのですが、この小ぶりなサイズ感がたまりません。
一番左と左から2番目 sold out



長石のつぶつぶを、紐づくりの紐にまぶして転がして積んでいく作り方をした作品。
けいこさんが、棚の端の火が通る場所に置いたため、こんなにいい焼きあがりに。表と裏で、赤と深い緑の２色の表情が楽しめます。ささくらさん自信作の抹茶茶碗です。


all photo by aya sasakura



窯焚き中のささくらさん。 〜活動記録ファイルより photo by keiko ito

最後に、ささくらさんの活動コメントは こちら。

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土に粘りがあったり、ぱさぱさだったりする事は、土の性質で
それが、良いとか悪いとか思ったりしているうちは
自分の都合が優先しているだけだよなぁ。。。なんて思いながら
土の性質を否定しないで尊重して。。。
そんな事を心がけながら作ったつもりだったのですが
それまた、土の性質をわかったような、つもりになった
気がしていただけで。。。

それでも形になって焼きあがってきた土と長石は
自分の性質にまったく自然なままで
一歩たりともゆずってはくれず、その堂々たる姿に
頭が下がりました。

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⭕かしゃまは (月)(火) 定休 ※祝祭日は運転 運転時間（通常）14:00～19:00 です。


みなさまのご乗車お待ちしています！