メモ帳
『かしゃま文化会館』は
2015年 2/15で いったん閉館致します。 2005年5月から2015年2月までご乗車並びにご支援ほんとうにありがとうございました。 元車掌 井上 あや 〒309-1611 笠間市笠間2305-1 カフェ・ギャラリー かしゃま文化会館 カテゴリ
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昨日は、雨にも関わらず 遠方より来てくださった方々が多く、ご乗車ありがとうございました。
とても小さなかしゃまなので、カフェのお客さんとギャラリーのお客さん 満員電車だと 見づらかったりもしますが、みなさん さっと席を譲ってくださったりして 感謝しています。 さて、ひとこま連載も11になりました(EDGEメンバーは8名いますので、まだまだ続きます)。 今回は、益子在住の福島誠さんを うつわと共にご紹介したいと思います。 普段から原土を使っている福島さんは、今回の 「EDGE OF THE CLAY」の試みも「自分は、違和感なかった」と言います。小野正穂さんの大ファンで、でも、陶器市に行っても、ずっと話しかけられなかったそう。年月をかけて少しずつ距離が縮まり、小野さんのご自宅へも行けるようになった頃。 「土や釉薬を自分たちで作って 窯焚きするワークショップやろうと思ってるんだけど、参加しないか?」と、声をかけてもらったんですと、嬉しそうに話してくれました。 先生について勉強した訳ではなく、陶芸教室に通って、あとは独学。 2年前位から 陶器市@益子にも出展し始めたと言います。 そんな福島さんに、どうして焼きものをやろうと思ったのか聞いたところ。。。 車掌 「どうして焼きもの やろうと思ったんですか?」 福 「若い時 23の頃ですね、ペンキ屋をしていまして、たまたま現場の隣が陶芸教室だったんです。その時に、天日干しされた焼きものを見まして、ああいいなあと思って。タウンページで近所の陶芸教室を探して電話して行ったんです。そしたら、君みたいな若者は益子へ行った方がいいよ、と言われまして。益子の陶芸教室を紹介していただき、働きながら5年間位通っていました。4年前に益子へ引っ越して、今も働きながら作ってます」 車掌 「天日干しの風景見て、やりたくなったんですか?」 福 「んー、なんでしょうね。作品が良かったとかそういうんでなく、ああ、こういう世界もあるのかって思って。。。導かれた感じですかね」 話を聞いた時はピンときていなかったのですが、このエピソードをEDGEメンバーささくらさんに話したら、「あー、何かぽっとふたが空いたんじゃない?」と言ったので、ずっと大昔に焼きものをやっていたかもしれない福島さんのDNAが触発されたのか!と、自分なりに納得した次第です。 まめ皿 ゆるやかに波打っているふちが魅力的。薬味入れなんかにいいですね。 今回は、ご自分のいつも使っている釉薬のテストもしたため、福島さんのかしゃま展示販売用作品は、少なめとなっています。 先日、テスト釉のぐい呑みたち(非売品)を拝見させていただきましたが、これがまた味わい深く良かったのです。 内心 “ああ、売りたかった。。。” と、心の中でつぶやきましたが、ぐっと我慢。 写真は、なんとか追加していただいた浅鉢です(2枚しかないです)。 浅鉢(表) 鉄絵のさざ波のような模様が素敵。 浅鉢(裏) 後ろ姿もいいですね。 なぜか目の肥えた男性ファンを 徐々に獲得している福島さん。 普段は 益子の春と秋の陶器市@タケノココテント(和食料理の笹さん駐車場)にて出展されているそうです。 かしゃま助役のすちさんも、今回ファンになったひとり。 初日に ずっと福島さんの湯のみ(写真にはないけれど まだいくつか展示中です)をなでまわしていた姿が印象的でした。 写真は、そんなすちさんお気に入りの追加納品班の一輪挿しです(一輪挿しは、これとあともう1つしかありません)。 一輪挿し ほんとにちっちゃいながらも存在感あります。鉄のしましま模様がいいあんばいです。 うつわ all photo by dai suchi 長石を探す福島さん。〜活動記録ファイルより photo by aya sasakura かしゃまでは、いつも誰かしらのうつわを手にして 黙って座っているので、無口なのかなと思いましたが、質問すると丁寧に答えてくださいますよ。 さてさて長くなりましたが 最後に、福島さんのコメントをご紹介。 『現在の宅急便陶芸でなく、見えにくい部分に手間隙をかけて「原点に返る」幸せな時間でした。』 〜展示キャプションより “宅急便陶芸”ってなあに? と疑問に思った方は、直接福島さんへどうぞ。 今週30日(日)と、最終日12月7日(日)に在車予定です。
by kasyama
| 2014-11-27 06:13
| 展示フウケイ
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