つたの葉に想うこと。

おはようございます。
昨日は、強い雨の降るいちにちでしたね。

いよいよ今週金曜日に迫った『カフェギャラリーかしゃま文化会館　笠間発　⇔　松本ゆき』（という長～いタイトルが正式名称のグループ展です）＠長野県松本市　池上邸　蔵ですが、つぎはぎ小屋ギャラリーの作家さんたちの工房を巡って、松本へ持っていく作品の写真を撮らせていただいていて、みんなの追い込みっぷりがヒシヒシと伝わってきて、わたしの頭の中も、松本モードになっています。

よく、「かしゃまは誰がやっているの？」と聞かれることがありますが、かしゃま（の貨車とスペース）は、駅長けいこさん（正確には、けいこさんのお母さん）の持ち物で、そこを、私がお借りして、食堂を担当してくれている食堂長ゆきえさんと一緒に運転している、、、という、とても珍しい感じでやっています。

最近では、立ち上げメンバーの馬目さんも運転手に加わってくれて、しばらく焼き物業に専念していた駅長けいこさんも復活してくれ、だんだんと賑やかになってきました。

そのほかにも、什器や看板を担当してくれている須知さんや、ＤＡＲＴＥＮＴを作ってくれたＤＡＲＴＥさんや、看板を描いてくれた増谷さんや、つぎはぎ小屋ギャラリーは馬目さんが建ててくれて。
たくさんの人の手を借りて、今のかしゃまがあります。


外と中の区別がつかなかったり、「アートだよ」って主張していない感じが自分は好きで、それがすごく出ているのが、このつぎはぎ小屋ギャラリーです。

こないだ偶然見つけた常連さんのＳちゃんのことば。

「たいてい一人でカフェに行く私にはかしゃまの居心地はありがたい。
アートは苦手だと柵の向こう側に押しやってた自分がひょいと柵を越えられた場所。」

アートって、たぶん、そのへんにころがってるんだとわたしは思っていて、意識してやっていたわけではないけど、それがなんとなく伝わってくれて、すごくうれしかったのです。

そういうとき、ああ、続けてきて良かったな、って素直に思います。




つたの葉っぱがきれい。


（車掌　あや）