メモ帳
『かしゃま文化会館』は
2015年 2/15で いったん閉館致します。 2005年5月から2015年2月までご乗車並びにご支援ほんとうにありがとうございました。 元車掌 井上 あや 〒309-1611 笠間市笠間2305-1 カフェ・ギャラリー かしゃま文化会館 カテゴリ
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こんばんは。
寒い日が続きますね。 さて、てのひら展つくり手さん最後のご紹介となりますのは、安部舞さん。 今回は、工房へはお邪魔できなかったのですが、先日、かしゃまへ取材を受けに乗車してくださいました。 車掌 「普段は、どういった作品を描かれているんですか?」 安部さん 「いつもは、公募展に向けて毎年畳1枚くらいの大きな絵をキャンバスに描いているん ですよ。今回は、てのひら展だから、ぬくもりを感じるものと思って、初めて小さな絵を 木に描いたんです」 車掌 「絵を描くきっかけみたいのは、ありますか?」 安部さん 「絵は小さい頃から大好きで、美大に行きたかったんだけど、デッサンの教室の先生 が、美大行かなくても、自分のところで教えるよ」というので、今でもそこに通ってい ます。」 車掌 「展示活動は、されていますか?」 安部さん 「個展とかは、したことないのですが。。。絵画研究所の発表展示に出したり、ヒジノ ワでの企画展(あの夏の思い出、お花見展、常設展、gift展)にも出展しました」 車掌 「ヒジノワさんとの出会いのきっかけは?」 安部さん 「ええと。。。なんだか楽しそうだな、と思ってヒジノワメンバーになったんです」 そんな安部さんの、てのひらをイメージした作品は、こちら。 ![]() やまごぼう(写真奥) ハッピーバースデイ(写真手前) 各1,500円 安部さんは、絵を描くだけでなく、子どもたちを対象にワークショップを主宰されています。 私車掌がとても共感できたのは「子どもが生まれてから、子どもの描く絵がすごいなって思ったんですよ。背景は色を塗って・口は赤。。。とか指導されるのが、つまんないなって思ってて。もっと自由に描いてほしくて、ワークショップをやり始めました。」というお話。 実は私も、学生時代は、小学校の図工の先生を目指していたりして、お絵描き教室のアシスタントをしていたときに、できてきたものが、全員色が違うだけの同じもので、しかも、子どもがつくっているのではなく、半分以上先生が手を出して完成している場面を見て、すごく違和感を感じたことがあるので、安部さんの言葉に共感できて、なんだかうれしく思いました。 今年の夏に、ヒジノワ白&黒スペースにて開催されたワークショップでは、白い壁には白い画用紙、黒い壁には黒い画用紙を貼って、子どもたちが大きな壁に絵を描いたそう。 子どもたち、かなりテンションあがって描いていたそうです。 ![]() こちらが、ワークショップの様子。楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。 それから、安部さんの名刺の肩書きを拝見しますと、「臨床美術士」と書いてあります。 「臨床美術」は、アートワークで心を解放する活動で、子供が大きくなると自由に描かせてもなかなか描けなかったり、マンガの絵ばかり描いてしまう問題があって、お二人目を妊娠中から勉強をはじめて、この秋に「臨床美術士」の資格を取ったそう。 そのきっかけとなったのは、震災の後、益子に避難していた子や、地元の子ども達に大きな絵を自由に描かせたら、ほんとに元気になって、「芸術は心を解放するんだな…」と、確信したこと。 その後、子供の自由な意志を妨げずに制作させる場を提供してあげようと思い、少しずつ活動をはじめたそうです。色々なイベントでもワークショップをしたり、今後は、臨床美術の活動もしていく予定だというので、安部さんの今後の活動が楽しみです。 そんな安部さん、年明けの1月13日(日)に、『書初め風お絵かきでカレンダーをつくろう ワークショップ』を開催されます! まだ定員に少し空きがあるそうなので、興味を持った方は、ぜひご参加ください。 ![]() お子さん(写真左奥)と一緒に乗車してくださいました、とてもやさしい印象の安部さん(右奥)。 お子さんの絵に触発されて、ご自分の絵もそれまでは具象だったのが、抽象よりに変わってきたそうですよ。 それから、ヒジノワ速報ですが、明日28日(金)は、『食べ放題☆ヒジノワ感謝祭』が開催されますよ! どうぞこの機会に、益子のヒジノワさん、訪れてみてください。 (車掌 あや)
by kasyama
| 2012-12-27 19:40
| 展示フウケイ
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