てのひら展つくり手さん紹介２～古川潤さん（彫刻）

引き続きまして、てのひら展つくり手の古川潤さん（彫刻）のご紹介です。

益子のスターネットさんでの個展や「雨引の里と彫刻展」にも出展されていたので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
今年９月に開催された土祭（ヒジサイ）では、ヒジノワ黒スペースにて、｢森の居留地｣という彫刻作品を出品されていました。

石や木などを中心に多種の素材を扱った大きな彫刻作品も制作している古川さんですが、今回のかしゃまでの展示は、木彫と灯りの２点を出品してくださいました。

こちらが木彫。

「霜月の雨」　　　４２,０００円

じっと向き合っていると、何か話しかけてくるような存在感があります。
今回の展示に合わせて作ってきてくださいました。
手彫りの跡が、いい表情。胴体の部分は、淡い桃色の色彩を施してあります。

そして、もうひと作品は、ガラス瓶を使った「灯りを使ったアート作品」シリーズのひとつです。


「くすり瓶のランプ」　　　２２,０５０円

台座の木の部分にあるスイッチで切り替わります。
ほのかにぽっと灯る光で、空間が優しい雰囲気に包まれますよ。

古川さんは、東京の白金にあるレストランバーCoolie’s Creekさんにて12月3日〜2月2日まで『冬の灯り』展という４人展にも出展中（今回の出展作家の安彦年朗さんも参加されています）。
古川さんの灯りに興味を持たれた方は、こちらへもどうぞ。


作品をいとおしそうに眺めている古川さん（搬入時のヒトコマ）。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（車掌　あや）