続けるということ。ｖｏｌ.１６～ギャグセンス抜群のジェントルマン・太田真人さん

おはようございます。
久しぶりの長文・『続けるということ。』シリーズです。

『続けるということ。』シリーズとは。。。
飽きっぽい私が、ここ笠間で、こんなに長く同じ仕事を続けているという「奇跡」は、ひとえにかしゃまを一緒にやってくれる仲間・集ってくれる仲間、そしてお客さん、それからこれまでの出会いのおかげだということを伝えたくて、みんなに対する感謝の気持ちをたくさん込めて、ひとりひとりを紹介するコーナーです。


☆☆☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆

ｖｏｌ.１６となります（我ながら結構続いてますね～）今回は、シリーズを始めるころには予定のなかった、地震後にぐっとお付き合いが深まった、ガラス作家の太田真人さんです。

太田さんとは地震前にも何度かお会いしていたし、少しお話もしていましたが、地震後のＳＫＰの活動などを通して、よくお話するようになって、こんなに面白い人が笠間にいたんだ～って思っていました。

すでに伝説になりつつある「太田ｂａｒ」は、そんななんでもない話の途中で、ふっと
ａ：「ｂａｒやってみたいんです」
ｏ：「いいね。俺やろうかな」
みたいになって、生まれました。

何かが生まれる時って、いつもキラキラした瞬間だけど、そのときも、最初の話からどんどんふくらんでいって、その時の展示作家の尾崎さんも、その日だけのために燭台を作ってきてくれて、キャンドルの灯りに包まれて史上最高乗車数を記録した、ほんとうに特別な夜になりました。
ちなみに、「尾崎さん直筆のコースター、当たったひとにプレゼント」は、太田さんのアイデアだったんですよ。


太田ｂａｒのころからかな、夕方になると、太田さんは犬のゴマちゃんのお散歩途中にかしゃまへちょくちょく寄ってくれるようになって、今回の展示作家の矢口氏の搬入の日にも、いつもの感じで「ど～も～」って入って来たのですが、なぜか搬入作業を手伝わされるはめになり。。。次の日もしっかり手伝ってくれたのでした。

太田さんと矢口氏は、ちょっと前にかしゃまで１回しか会ってないのに、ギャグセンス抜群なところが似ているふたりは、まるで旧知の仲のように、おかしなことを言いながら、楽しそうに作業してくれました。


矢口氏搬入風景（真ん中が太田さん）

そんな太田さんは、実は、年内で笠間を離れてしまうことになっていて、「太田さんを送るサプライズパーティ」を、先日かしゃまで開催したのです。

忙しい合間を縫って、これまたたくさんのなじみの人がぎゅうぎゅうに集まって、名残惜しい時間を過ごしました。

太田さんはいつも通りに、楽しく場を盛り上げてくれました。

人と人がつながるのに、時間はそんなに関係なくて、短くてもぎゅっと濃い時間が過ごせれば、切っても切れない関係ができるのではないかなあと思いますが、私にとってもかしゃまにとっても、特別な存在になった太田さんと出会えたこと、良かったなと思っています。


涙あり笑あり、もちろんライブありの長時間スペシャルパーティー☆　（ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　ささめさん）

こうやって、人が集まる場所に、かしゃまは育ってきたことが、ほんとうに嬉しいし、たくさんの人に愛される場所でいられるように、これからもがんばっていきたいと思っています。


太田さんを囲んで　（ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　ささめさん）

当たり前だけれど、どこへ行っても、太田さんは太田さんだから。
太田ｂａｒで、また会いましょう！！