いよいよ明日、小野さん個展最終日です。

いよいよ明日は、小野さん個展最終日となります。

今回は、いつもより展示期間が１週間ほど短かったにもかかわらず、ずっしりとくるような重たい日々で、いつもより期間が長く感じました。

うつわを、もっと紹介するつもりでしたが、結局のところ、少ししかご紹介することができなかったのは、ひとえに、わたしの勉強不足だったと痛感しています。

わたしは、小野さんのうつわを、ちゃんと伝えることが出来なかったことを、謙虚に受け止めて、来年の展示につなげたいと、静かに思っています。

「うつわ見るひとびと」として、人のことばを借りてでしか紹介できなかったことが、実はとてもショックで、どうして小野さんのうつわをいいと思うのか、私のとぼしい知識では、どうしてもことばにすることができませんでした。

その反面、まいにちかしゃまへ行くのがとてもうれしくて、うつわたちと一緒にいれて、すごく充実していました。
あまり多くのひとに見てもらえませんでしたが、かしゃまの仲間たちのつくり手さんたちもうれしそうで、みんなが元気になったような気がして（いちばん元気だったのは他でもないわたしでしたが）、このタイミングで、小野さんに展示してもらえてよかったな、としみじみ思いました。

大皿を前に、どんな会話をしているのでしょうか。
手前が、つぎはぎ小屋ギャラリーでも参加してくれている、南吉原在住の「盆栽とうつわときどきイラスト」の里ちゃん。奥が駅長。




小野さんのうつわに触発されてか、いつもはなんとも思わない虫たちも、いつもよりとてもきれいに見えて、わたしの中の閉じていた「感覚の窓」が、ひとつ開いたような気がしています。

せっけんの上にとまっているちょうちょ。里ちゃんのズボンと同じ柄で、おもしろかったです。


繊細な羽のとんぼ。



明日は、駅長＆車掌ダブル運転手で運転（食堂長は、おやすみ）。
ジョニーの絵の下では、「花屋台カフェ」号が駐車。

夕方には、小野さんも在廊してくださいますよ。

どんな一日になるのでしょうか。

なぜかわからないけれど、今回は、とてもせつない気持でいっぱいの車掌でした。
明日は、せいいっぱい運転したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。