小野さんのうつわを見るひとびと（６.９）

今回、小野さんのうつわをいろんな方に見ていただきたいと思っていましたが、実際、まだ2日目を過ぎたばかりですが、たくさんの方に「初めて見た」と言われて、まだ始まったばかりですが、すでに、良かったなあと思っています。

うつわ見るひとびとの真剣さがひしひしと伝わってきましたので、紹介していきたいと思います。



写真上は、前回ご紹介しました「Sprout」代表・笹目さん。
「ちょっと挨拶しにのつもりが、長居してしまいました」とご自分でもおっしゃっていましたが、初めて見た小野さんのうつわを、隅々まで鋭い眼光を放ちながら、ご覧になってましたね。
「いいですねえ」と、重みのあるひとこといただきましたが、いろいろといい作品をご存知な笹目さんにそう言ってもらえて、うれしかったです。



お次は、今月２２日から開催されるグループ展『またたくカフェ』＠工芸の丘に出展される、やきものと小屋の馬目さん。
私に釉薬のことを聞いてもわからないとわかっていたのでしょう、「これは志野に、長石まぜてさらに○○かけてるのかな」とか、ぼそぼそとひとりごちてました（釉薬については、かなり研究を重ねているらしい小野さんですが、今度いらっしゃった時に、ちゃんと聞いてみたいと思います）。
「呼吸をするように、できちゃうんだろうね。」と、ひとつひとつのうつわを、目を大きくして見ていました。



そして、『かさまど』でお世話になっている、いけ花もやられているトボｔさん。
「どれにしようかな」と言いながら、お買い上げ候補のうつわたちを外の棚に並べたりして、じっくりと選ばれていました。
「最初はたくさんありすぎて、うっと思って、ピンときてなかったけど、ひとつひとつを見たら、あまりに見ごたえがあるから、また来たいな」とおっしゃってました。

こんなにみんなに真剣に見てもらえて、ほんとにうれしいです。
ありがとうございます。